ものものブログ

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買ってよかったもの、毎日の生活の向上、デジタルガジェットについて、たくさんの写真で紹介するブログです。

【非日常を楽しむ】東京・神田にあるマンガホテルに泊まってみた![マンガ アート ホテル トーキョー]

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「ここ最近、同じような週末を過ごしてるなー」って退屈に感じたことってありませんか?家でゆっくり過ごすのもいいけれどたまには新しい体験をしてみたい。そんなアクティブな欲が高まったので、漫画に囲まれて眠ることのできる「マンガアートホテル トーキョー」に行ってみることにしました!

それは「漫泊」という体験

「漫泊」とは、ベッドの上で漫画を読んで寝落ちギリギリまで楽しむという過ごし方体験!マンガアートホテル トーキョーという名前だけど、実際は普通のホテルではなくて、ドミトリータイプの宿泊施設です。料金は日によって多少変動するけど5000円ほど。

以前泊まった「泊まれる本屋」では文字を中心とした本が中心のスペースであるのに対して、こっちはマンガ中心のコンセプトとなっています。

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メリットでもデメリットでもあるのは、このマンガアートホテルは2フロアからなっていてベッドは男女別フロア(夜になるまでは性別関係なくどちらのフロアも行き来可能。たしか21時くらいまで)となっているため、安心して過ごせる一方、カップルで止まる場合には別フロアとなります。

めっちゃだらけて過ごせる。楽しいよ!

僕は普段あまり漫画を読む方ではないけれど、ここには大人向けの漫画が多く揃っているような気がしました。あ、いや変な意味ではなくてですね、いわゆるジャンプとかサンデーとかに掲載されているものよりか、モーニング、アクション、ビックコミックとかそういう系の大人を対象とした内容の感じです。(詳しくないからどの雑誌がどんな分野なのかイマイチわかりませんがそんなイメージ)

「漫画喫茶で良くない?」という考えも確かにありそうなので、ここに泊まった後日に普通の漫画喫茶にも行ってみました。けれどやっぱりあの空気はちょっと苦手。薄暗くて清潔感のあまりない漫画喫茶と重い空気の人々...。うーむ。やっぱり僕は苦手かな。

それに比べるとマンガアートホテルは白を貴重としていて清潔感があるうえ、泊まりに来ている人もちょっとちゃんとしている気がしました。漫画喫茶より値段が高いっていうのもあるのかも。

ただ冊数は漫画喫茶の方が数倍多いです。どうしても読みたい漫画があるなら漫画喫茶が良いのかもしれないけれど、「普段とは違った過ごし方を楽しみたい」という目的ならマンガアートホテルに来て、ある程度絞られた漫画の中から気になったものを手にとってみるのが楽しいと思うのです。(冊数は多くないけどチョイスがいいよ!)

マンガアートホテルは神田にあるこんな建物です

さて、ここからは実際に行ってきたときのレポートをお伝えします。東京真ん中だけど静かな場所。マンガアートホテルは神田にあります。

地図でいうとここ。駅からちょっとだけ歩くけど、それほど遠くはない。電車に乗っちゃえば他の場所の観光をすることもできるので立地的にはなかなか良いかと!

この日は昼ごろ都内の自宅を出発して、上野にある国立西洋美術館でモネやゴッホやフェルメールを観たあと、神田に来た流れです。絵画アートからの漫画アート、ハシゴ旅。

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この記事で言っていた美術館に行った日のお話です。三連休の初日の夜に泊まりました。

近くには飲食店やコンビニもたくさんあるから、ホテルの前に小物を買ったり、一旦ホテルから外に出て夕食を食べるには便利。

あと神保町方面に歩いていくとアウトドアやスポーツショップが立ち並ぶ通りもあります。

で、こんな細道を進んだところにあるのが

こちら!この4階5階がマンガアートホテルとなっています。とりあえず建物がかっこよくてテンション上がる!

ちなみに隣はパタゴニアの店舗でした。

ポチ。

他には中華料理とかbnb+っていうドミトリータイプの宿泊施設が入っています。

チーン。

エレベーターを降りるとすでに漫画がお出迎え。入り口には小さな受付あってお兄さんがチェックインしてくれます。「写真撮って良いですかー?」って聞いたら「もちろん!ジャンジャンOKです!!」とわざわざ受付からどいてフレームアウトしてくれました。フレンドリーでいい雰囲気でした!

ちなみにチェックインは15時から、チェックアウトは翌朝11時までです。

ちなみにこの日はパジャマのレンタルが品切れ。そんな事もありえるのでジャージとか短パンとか持っていくと良いでしょう。

歯ブラシ、耳栓、バスタオルはレンタルすることができます。他にコンタクトレンズの液が必要な場合は近くのコンビニで調達できるので安心。

いよいよ漫画の世界へ

無事にチェックインを済ませたらチェックイン!わくわくだ!

ベッドルームはこんな雰囲気で、壁に多数の漫画が配置されています。ドミトリー(相部屋)タイプなので、みんなでこのスペースを共有します。とはいえ、ほぼすべての人が1人で泊まりに来ているようで、話し声は全くしないし、大抵はベッドの上でカーテンを閉めて過ごしているので気配はほとんど感じませんでした。

外は向かいのビルです。

部屋の見取り図...ちょっとこれだと分かりづらいので図にしてみました。

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うん!わかりやすい!

ピンクの矢印はさっきのエレベーターから出て、受付を通って、トイレの前を通って、ベッドルームへという導線です。建物自体が細長いのでそれほど広くはありません。男性フロアだけでもトイレがたくさんあって安心。シャワーは2ルームだけですがチェックインの時間も就寝時間もみんなバラバラなので待つことはありませんでした。

まずはベッドチェック!

こちらがベッド。カプセルホテルぽい感じです。

白色で清潔感ある。

ベッドの硬さもちょうどよい!

これまでに7箇所くらいのドミトリー宿泊施設に泊まってきたけど、ベッドがめちゃめちゃ固いところもあるんですよねー。固いと熟睡できないのでここは結構重要なポイントです。

ベッドサイズは標準のシングルベッド。

こちらはバスタオルとハンドタオルです。

枕元には2口のコンセントと、調光タイプの照明スイッチ。

僕はカメラとかスマホとか充電するものが多いのでAnkerの充電器を持っていきました。

自分の部屋からみた外の様子。みんなカーテンを締め切って閉じこもっています。

 夜も消灯されることはなかったけど、たぶん遮光カーテンなのでベッド側がしっかり暗くなりました。

良いこのお約束ごと。

もう一つ、意外と重要なのがハシゴの形状です。

僕のベッドは上段だったので、出入りするたびにハシゴを使って150cmくらいのベッド位置まで登るわけですが、このハシゴとベッド側の間に指が入ると上がるのが楽なんです!(前回のBook and Bedのところはハシゴから落ちそうになって怖かった...)

天井はなんかかっこいい!

シャワーと洗面所、水回りの設備チェック 

まずは洗面所。木と白と黒という僕好みのデザイン。おしゃれでいいですよね!

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この図の左下にあるところです。

 

つぎに2つある男性シャワールーム。

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通路 > 脱衣所ドア > シャワードア という感じになっていて、試着室レベルに狭いけど着替える場所もあります。

シャンプーリンスボディーソープは備え付けられています。

木材の床にしてあるせいか汚れが目立っていたのが残念。あと、珪藻土バスマットが置いてあるけど個人的にはできるだけ踏みたくないので、頑張ってスリッパの上に乗って体を拭いたりしました。

シャワールームについてはすごく良いわけでも、悪いわけでもなく、問題なしです。

お腹が空くまでマンガを読もう

ひと通り見回ったので、さっそくマンガを選ぶことにしました。

置いてあるマンガについてのコメントが書かれていたりして楽しい。ちなみに気に入った本は購入して帰ることができるとのことです。これはもしかすると、あくまで販売している商品とすることで(長めの立ち読みという位置づけ?)、本来レンタル用としてマンガを置く際の手数料的なものを節約しているのかなと...どうなんだろう。

マンガの一部。画のタッチが好みなものが多くて、手に取りたくなってくる!ちなみに4階の女性フロア(夕方時間は男性も入れる)には女性向けのマンガが多いとのことです。

なんだか面白そう。読もう。読もう。

ベッドの上でだらーん。照明もいい感じで読みやすい。

だらだらだらーん。と12冊くらい読み終わると...。

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もう20時30分!お腹すいた!

そとは真っ暗です。

一旦ホテルから出て、ご飯にすることにしました。

夜の散歩タイムです

フォトウォーク気分でカメラ片手にプラプラしてみることにしました。

アウトドアショップはすべて閉店済み。

スタバはまだやっていた。周りの店は閉店しているのに土曜の夜も人が多いなぁ。

神田の夜は人が少ない。

適当に歩いていたらどこに居るかわからなくなった。迷子。

Googleマップを見てみると近くにビレッジヴァンガードがあって、しかもまだ営業しているではないか!

裏道にある入り口に来てみた。けど暗すぎてやばい。人いない。本当にやってんのかな?

ぞぞぞぞぞ。

ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ。

吹き抜けから地下を覗いてみると...ヴィレバンだ!

ということで、10分くらい店内を散策して楽しんできました。

帰りにマックに寄って...

アップルパイとコーヒー飲んで...。

それでも物足りなかったので松屋でミニ牛丼食べてきました。食事順ぐちゃぐちゃや。旅中だから良しとしましょう。

あと、iPhone2台で写真撮って立体っぽい写真撮ってみたりとか!(後日結果報告しますね)

散歩も終了してホテルへと戻ろう。

夜の建物は美しい。いいホテルに見えますね!

1人なのに謎のテンション。笑

ただいまー!

コンビニとかでご飯を買った場合はここのちっちゃいスペースなら食べてもOKとのことでした。

漫画の時間(深夜の部)

受付近くにベンチもあるので、ここで読んでもよし。

一番奥にひっそりと椅子があるのでここで読んでもよし。

ちょっくらここで読むことにしました。

「いちえふ」という福島第一原発での作業にあたっていた人が書いた漫画本。重い内容だけど、コミカルな部分もあって現場の空気が伝わってくる。読みごたえすごくあっておすすめです。これこそ大人の漫画。

なお、椅子は固くてお尻が痛くなりました。ベッド以外に快適に読めるスペースがないのはイマイチ。

その後もベッドに戻っていくつか読み漁っていると、気づけば時刻は2時を過ぎてしまい...。

流石に眠いので就寝です。夜の漫画時間を満喫できました!

そして翌朝。段差には注意!

 おはようございます!起きたのは8時過ぎ。

シャワーを浴びて出発準備をしていざチェックアウト!

が、ここで大事故が...。

エレベーターに向かうときにチェックアウトする真ん前の段差を忘れていて、思いっきり踏み外しました...。たった3段の段差なのに、右足首がグニョってなったものだからそのまま地面にドーン!

「だっ大丈夫ですか...?」受付のお兄さんが声をかけてくれるものの、こう答えるしかありません。

「あっ、はい、大丈夫です(とりあえずカメラはぶつけていません。右足はヤバイっす)」

右足を浮かせながらチェックアウトを行いエレベーターへ。

 

やばし。いとやばし。 

右足首が痛くて体重かけられない...。という状態で足を引きずりながらマンガアートホテルを後にしたのでした。ちゃんちゃん。

まとめ「いつもと違う楽しみを!」

「週末暇だなーショッピングも飽きちゃったなー」のときにぜひ新たな体験にチャレンジしてみるのはどうでしょうか?

僕は、上野の美術館→マンガアートホテル→上野の科学館という流れで楽しみましたが、銀座に行ったっていいし浅草行ったっていいし、たまには東京に泊まって観光してみるのも良いものです。

以上、東京・神田にあるマンガアートホテルに漫泊しに行ってきたお話でした。また別の変わった宿泊施設に行ってみたいな。

P.S. 入り口の段差には本当にご注意を...。「ご安全に!」

 

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